文学論とか

 「聞いて下さいよ、久藤くん！
お風呂でアイス食べようとしたら、ひとくちで湯船に落っことしちゃったんです！！！
絶望したあっ！」
「……先生、そのお風呂とアイス、どうしたんです？」
「………ぷいんっ」
「……わかりました、ボク掃除してきます………」


 うん、先生がめんどくさくなった時は絶対こんなんだと思う。
普段はちゃんと風呂釜くらい洗ってると思うけど！

あとね、先生と久藤くんはどんなタイプの本読みなのか考えたりしたよ！
おおまかに分けると
１、理論派。細かに分析考察して批評を書いて他人にも読ませるタイプ。
２、感覚派。読んだら読みっ放し。

自慢じゃありませんが私は２番ですー。ほんとに片っ端から忘れます。たまに忘れてて同じ本を読んだりします。感想も「面白かったです」しか書けません。ってあんたは小学生かと。友達とか知り合いは殆ど１番なんですよねー。なんでみんなそんなに覚えていられるの？
久藤くんは頭が良いので、いろいろ理論的に考えていそうだけど、意外に毒舌、って表現されてるところを見ると、表に出してはっきり言ってないですね。お話作ったり読むのに忙しくてそんな暇あったら１冊でも多く読みたいと思ってるかなーと思います。
先生は若い頃いろいろやらかしていそう！今は絶望するのに忙しいので、ネタメモどまり。
あと案外Ａ型っぽくないですか？
小っちゃいこといちいち１００年後まで覚えていそうなところはＡ型くさい。クヨクヨしたりもね！
久藤くんはそれこそＡＢぽいですが…。どうかしら。
血液型は占いと一緒できりがないのでこのへんで！

でも本読みは寛大でないとねー。
好みはそれぞれですが否定しちゃだめですよねどんなものでもね。
毒舌は良いんです。スタンスとしては「あれはあれで良いんじゃないのかなー」程度でね。食わず嫌いが１番だめですよね。とは言え「読むなオーラ」が出ているものもある…。難しいですね。

「で、先生、脱衣所にあるこのポテチの袋と割り箸はなんですか」
「ああそれ私の昨日のお昼…。洗濯しながら食べてたんですが半分残ってますね、下さい」
「湿気ってますよ。捨てましょうよ」
「いやです勿体ない」
「…洗濯したんですか。ちゃんと干したんですね、えらいえらい」
「ええと干しましたが…はて、取り込んだかな、ははは」
「今、雨降ってますけど（しかも干したの昨日って）！！」

お掃除する久藤くんを見学に行く絶望先生。
泣きながら洗濯ものを取り込んで洗濯機につっこむ久藤くんの横でちゃっかりポテチをむさぼり食う望せんせい。手が汚れるのでお菓子は全部お箸を使う。割り箸。ポイ捨て。ＮＯエコ。
そんな駄目人間の週末の風景。晩ご飯は店屋物をとりました。
そしてますますしっかり者の嫁に育っていく准くんでした。

えーと先生に美を求める向きにはご免なさい。土下座。